透明な粘液
私はメモ用紙にボールペンで『社長、二万円』と書いてレジにセロテープで貼り付けておいた。
財布に増えた一万円札二枚で、スカートかワンピースを買おうと思う。
今度はロングのフレアースカートで下着をつけないでいるのはどうだろう。
たっぷりした布地の下に社長が入ってきて、私のアソコを舌で舐める。
キスのときにあんなに器用に舌が動くんだから、きっと上手に違いない。
特に面白い仕事でもないし時給も安いけど、このパート当分続けることにしよう。
家にいたら、夫の母親とずっと顔を合わせてないといけないんだから。
それより、パートに出ているほうがずっと楽しい。
妻が生き生きしているのは、夫だってうれしいはずよね。
「あーっ……こんなこと……」
「いやなの?」
「あぁん……いいっ……もっと……してください」
カウンターに両手でつかまってお尻を突き出している。
初めて会った男の人の前でこんな恥ずかしい格好をしていることが、快感だった。
結婚してから一度も履いたことがないミニスカートを履いて、それをお尻の上まで捲くられているから下半身がすべて丸見えになってしまっている。
後ろに立った社長が、パンティを引き下ろして私のお尻を撫でまわす。
指がアソコに触れると、じんわりと濡れてくるのが自分でもわかった。
もっと奥まで指を入れて欲しいのに、社長の指は入口をいじりまわしただけで離れてしまう。
「もう、こんなに濡れてるよ、奈々子さん」
私のアソコをいじっていた指を、目の前で見せられる。
社長の指には透明な粘液が絡みついていた。